iPhoneの充電が急にできなくなった──。
ケーブルを差しても反応しない、充電マークがつかない…。
そんな時に焦る人は多いですが、慌てなくても大丈夫。
実はこのトラブル、ほとんどが「ちょっとした原因」です。
この記事では、誰でもできる7つの解決法を、わかりやすく紹介します。
1. ケーブルとアダプタを確認する
まず一番多いのは、充電ケーブルやアダプタの劣化。
長く使っていると内部断線していても見た目では分かりません。
・他のiPhoneやiPadで同じケーブルを試す
・純正ケーブルまたはMFi認証ケーブルを使用する
・充電アダプタを別のコンセントに差して確認
→ これで反応すればケーブルが原因です。
2. iPhone本体の再起動を試す
一時的なソフトウェアエラーで充電が反応しないことがあります。
・電源ボタン+音量ボタン長押し → スライドで電源オフ
・10秒ほど待って再度電源オン
再起動で改善するケースは多く、まず最初に試すべき基本手順です。
3. Lightningポート(充電口)の掃除
意外と多いのが「ホコリ詰まり」です。
ポケットのゴミや埃がたまると、接点がうまく噛み合わず充電されません。
・つまようじ or SIMピンをティッシュで巻き、優しく掃除
・エアダスターで吹き飛ばす
・金属ピンや針は使わない(接触端子を傷つける危険)
これで改善する例が非常に多いです。
4. iOSのバグを疑う(アップデート確認)
iOSの不具合で「充電できない」ケースもあります。
・設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
・最新のiOSをインストール
また、「ベータ版」や「非公式ケーブル」を使っていると挙動が不安定になることも。
OSを最新にするだけで改善することがあります。
5. 温度上昇による一時停止
iPhoneは高温状態(特に夏場の車内など)になると、自動的に充電を停止します。
「本体温度が下がるまでお待ちください」と表示されることも。
→ 冷房の効いた室内で10〜15分放置してから再度接続。
6. バッテリー劣化や故障の可能性
長年使っていると、バッテリー自体の経年劣化で電流を受け付けなくなることも。
・設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電 → 最大容量を確認
・80%以下なら交換目安
Apple正規店または修理店に相談すれば、バッテリー交換でほぼ改善します。
7. ワイヤレス充電(Qi充電)を試す
有線が反応しない場合でも、ワイヤレス充電はできる場合があります。
Qi対応充電器を持っているなら、試してみましょう。
→ 反応するなら「Lightningポートの接触不良」が確定です。
バッテリーが0%で起動しない場合
・30分ほど放置充電してみる
・Apple純正アダプタ(5W/20W)で試す
・再起動ボタンを長押し
それでもダメなら、修理前提でバックアップをとる準備を。
今後のトラブルを防ぐ3つの習慣
- 安価なケーブルを使わない(非MFi認証は避ける)
- ポート清掃を月1回行う
- 高温下での充電を避ける
これだけで充電不良のリスクは大幅に減ります。
まとめ
iPhoneが充電できないときは、次の順にチェックしましょう。
- ケーブル・アダプタ確認
- 再起動
- ポート掃除
- iOS更新
- 温度管理
- バッテリー確認
- ワイヤレス充電
ほとんどのトラブルはこの7手順で解決します。
原因を特定し、焦らず対処すればOKです。