「Wi-Fiマークが出ない」
「接続されているのにネットが遅い」
「自宅では繋がるけどカフェではダメ」──
こうしたWi-Fiトラブルは、iPhoneユーザーの永遠の定番トラブルです。
でも安心してください。
原因はたいてい設定・ルーター・iOSのどれか。
この記事では、iPhoneがWi-Fiに繋がらない時の直し方を、実例付きで解説します。
1. 機内モードを確認
まず最初にチェックするのは、機内モード。
右上からスワイプ → 機内モードがオレンジならOFFに切り替え。
→ 機内モードONのままだとWi-Fiが自動OFFになります。
2. Wi-Fiを一度OFF→ON
軽い通信バグなら、これで直ります。
設定 → Wi-Fi → OFF → 5秒待つ → ON。
→ 再接続後に「✔」がつけば正常。
3. 正しいネットワークに接続しているか
同じSSID(Wi-Fi名)が複数あると、間違った接続になることがあります。
→ 設定 → Wi-Fi → 現在のネットワークをタップ → 「このネットワーク設定を削除」。
→ 再度パスワードを入れて再接続。
4. ルーターを再起動
Wi-Fiルーター側が不安定な場合も多いです。
→ コンセントを抜いて30秒待ち、再接続。
→ 他の端末(PCやタブレット)も繋がらないならルーター側が原因。
5. iPhoneのネットワーク設定をリセット
iPhone側の接続情報が壊れている場合、設定リセットで解決します。
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「ネットワーク設定をリセット」。
→ 登録済みのWi-Fi・Bluetooth情報だけが初期化されます。
6. iOSアップデートで通信修正
iOS更新でWi-Fi関連の不具合が修正されることがあります。
設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート → 最新に更新。
7. VPNやセキュリティアプリをOFF
VPNや通信フィルタアプリが干渉しているケースも。
設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 → 無効化。
→ セキュリティ系アプリを入れている場合は一時停止。
8. 2.4GHz/5GHzを切り替える
古いルーターだと、5GHz帯が安定しないことがあります。
→ Wi-Fi名(SSID)に「5G」や「2.4G」がある場合、切り替えて試す。
9. 実際に直った体験談
筆者のiPhone15でも、突然「Wi-Fi接続中なのにネットが遅い」状態に。
結果的に、**「ネットワーク設定リセット+VPNオフ+再起動」**で完全復活。
YouTubeもスムーズに再生されるようになりました。
今後の予防策
- VPNや広告ブロッカーの併用を避ける
- iOS更新は早めに行う
- 月1回ルーター再起動
- 不要なWi-Fi設定は削除
まとめ
iPhoneがWi-Fiに繋がらない時は、次の順で確認すればOKです。
- 機内モードOFF
- Wi-Fi再接続
- ネットワーク削除→再登録
- ルーター再起動
- ネットワークリセット
- VPNオフ
これでほとんどのケースが改善します。