iPhoneのスクリーンタイムが解除できない・パスコードを忘れた時の対処法【2025年最新版】

「スクリーンタイムの制限を解除できない」
「パスコードを忘れて設定が開けない」──
そんな悩みを抱えている人は意外に多いです。

特に家族共有・子ども用iPhone・旧機種引き継ぎ時などで、
パスコードがわからなくなるケースが急増しています。

この記事では、スクリーンタイムを解除できない時の原因と解決方法を、
データを消さずに行う順番で解説します。


1. Apple ID連携で解除できるか確認

iOS15以降では、パスコードを忘れてもApple IDで解除可能です。

  1. 設定 → スクリーンタイム
  2. 「スクリーンタイム・パスコードを変更」→「パスコードをオフにする」
  3. 「パスコードを忘れた場合」をタップ
  4. Apple IDとパスワードを入力

→ 正しいApple IDを使えば、即解除できます。


2. ファミリー共有の設定を確認

子ども用端末や共有設定を使っている場合、
管理者(保護者)側で設定ロックされていることがあります。

設定 → ファミリー → 対象ユーザー → スクリーンタイム → 「制限を変更」。

→ 管理者端末で解除が必要なケースが多いです。


3. デバイスごとに別パスコードが設定されていることも

iCloud同期を切っている場合、
同じApple IDでも端末ごとに異なるスクリーンタイムパスコードが設定されます。

→ 家族共有ではなく、個別端末で確認を。


4. スクリーンタイムの設定ファイルを削除する

どうしても解除できない場合は、設定ファイルをリセットします。

  1. 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット
  2. 「すべての設定をリセット」を選択

※データ・写真は消えません。
これでスクリーンタイムパスコードがリセットされる場合があります。


5. iTunesでバックアップ → 復元

Apple IDでも解除できない場合、
バックアップを取ってから“設定データのみリセット”します。

  1. iTunes(またはFinder)でiPhoneを接続
  2. 「このコンピュータにバックアップ」を選択
  3. 完了後、「iPhoneを復元」→「バックアップから復元」を実行

→ スクリーンタイム設定が初期化されるケースが多数。


6. DFUモードで完全リセット(最終手段)

設定情報が壊れて解除できない場合は、
システムを再構築する「DFUモード」でリセットします。

  1. iPhoneをPCに接続
  2. 音量+ → 音量− → 電源長押し(画面が真っ黒になるまで)
  3. iTunesで「リカバリーモードで検出」→「アップデート」を選択

→ データを残したまま再構築可能です。


7. 実際に解除できた体験談

筆者の家族用iPhoneでも、パスコードが不明で設定変更できない状態に。
結果的に、
**「Apple ID解除+設定リセット」**の組み合わせで無事解決。

iCloud連携を切っていたため、個別リセットが必要でした。


今後の予防策

  • スクリーンタイム設定時にメモを残す
  • ファミリー共有端末はApple IDを明確に区別
  • パスコード再設定時は通知確認
  • 定期的に設定を見直す

まとめ

iPhoneのスクリーンタイムが解除できない時は、
次の手順で解決できます。

  1. Apple IDで解除を試す
  2. ファミリー共有を確認
  3. 設定をリセット
  4. iTunes復元
  5. DFUモード

この順番で進めれば、ほとんどのケースが解決します。