iPhoneの画面が真っ黒で映らない!音は出る時の原因と対処法【2025年最新版】

「音は鳴るのに画面が真っ黒」
「通知音やバイブはあるのに、映像が出ない」

──この状態、実はかなり多いトラブルです。

iPhoneが完全に壊れたわけではなく、
画面表示だけが停止しているケースがほとんど。

この記事では、データを消さずに直す方法を順番に解説します。


1. 強制再起動を試す(最も効果あり)

まずはこれを試してください。

  • iPhone 8以降:音量+ → 音量− → 電源ボタン長押し(Appleロゴが出るまで)
  • iPhone 7:電源+音量−ボタン長押し
  • iPhone 6s以前:電源+ホームボタン長押し

これで画面表示が復活することが多いです。

→ 画面OFF中にシステムがフリーズしているだけのケースが多いため。


2. 明るさ設定や「画面オフ」が働いていないか

一時的に画面の明るさがゼロになっている場合もあります。

→ 電源をONにして、右上からスワイプ → 明るさスライダーを上げる。
→ 設定 → 画面表示と明るさ → 「自動ロック」が短すぎないか確認。


3. 外部ディスプレイやCarPlay接続時に起こるケース

HDMIアダプタ・車載CarPlay利用時に、
画面出力が外部側に固定されていることがあります。

→ 接続ケーブルを外す
→ 数秒待って再起動
→ 内部ディスプレイに切り替わる


4. iOSのバグによる画面制御停止

一部のiOSバージョンでは、
「音は出るが画面が点かない」バグが報告されています。

→ 設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート → 最新に更新。
→ 更新後に再起動。


5. 落下や水濡れによるディスプレイ接触不良

軽い落下でもディスプレイケーブルがズレることがあります。

→ 外部衝撃後から発生している場合はこの可能性が高い。
→ 一時的に電源OFF→10秒待ち→ONで接触が戻るケースあり。


6. Siriで状態を確認

画面が真っ黒でも、内部で動いているか確認できます。

→ 「Hey Siri」と声をかけて反応があるか試す。
→ 音が返ってくるなら、画面だけが停止しています。

→ その場合はハードウェア故障ではなく、再起動で復旧の可能性大。


7. 充電器に接続して30分待つ

バッテリー切れ+システムハング状態の可能性もあります。

→ 純正またはMFi認証ケーブルで充電。
→ 30分ほど放置してから再起動。


8. DFUモード(最終手段)

どうしても画面がつかない場合、
データを残したままシステムだけを再構築する「DFUモード」があります。

  1. iTunesを開く(Macの場合はFinder)
  2. iPhoneを接続
  3. 音量+ → 音量− → 電源長押し(黒画面のまま)
  4. iTunesで「リカバリーモードで検出」と表示されたら「アップデート」を選択

→ これで多くの“真っ黒画面”が復活します。


9. 実際に直った体験談

筆者のiPhone13 Proも、突然画面が真っ暗に。
音も振動もあるのに、まったく映らない…。

結果的に、強制再起動+充電30分+iOSアップデートで完全復旧。
Appleサポートに持ち込まずに済みました。


今後の予防策

  • 充電中に使用しない(発熱によるディスプレイ制御停止を防ぐ)
  • 定期的に再起動
  • iOS更新後は必ず再起動で安定化
  • 落下防止ケースを使用

まとめ

iPhoneの画面が真っ黒で音だけ出る時は、以下を試しましょう。

  1. 強制再起動
  2. 明るさ・自動ロック設定確認
  3. 外部接続解除
  4. iOS更新
  5. 充電30分+再起動
  6. DFUモード

これで9割のケースが復旧します。