「iPhoneの画面が真っ暗で何も映らない」「電源ボタンを押しても反応しない」
そんなとき、慌てて修理に出す前に、この記事を試してください。
iPhoneが真っ暗になる原因の多くは、システムエラー・電池切れ・接触不良など、
自分で解決できるものが大半です。
この記事では、iPhoneの画面がつかない・真っ暗になるときの原因と対処法を、順番に解説します。
1. バッテリー切れを確認する
意外と多いのが「単なる電池切れ」です。
30分以上充電してから再度電源ボタンを押してみましょう。
・純正ケーブル・アダプタで充電する
・違うケーブルやコンセントでも試す
→ バッテリーが完全に空になっている場合、復帰まで時間がかかることがあります。
2. 強制再起動を試す
システムバグで画面がつかないだけのことがあります。
強制再起動のやり方
- iPhone8以降
音量+ボタン押し→すぐ音量−ボタン押し→電源長押し(Appleロゴが出るまで) - iPhone7
電源+音量−ボタン同時長押し - iPhone6s以前
電源+ホームボタン長押し
→ これで多くの“真っ暗問題”が解決します。
3. 画面の明るさ・トゥルートーン設定を確認
画面はついているが“真っ暗に見える”場合があります。
設定 → 画面表示と明るさ → 明るさスライダーを上げる
→ 「True Tone」「Night Shift」を一時OFF
→ 特に日光下だと画面が消えたように見えるケースあり。
4. Face ID・Touch IDエラーでロックが解除できない場合
何度も失敗すると、画面が暗転し操作不能に見えることがあります。
→ 10分待って再度パスコード入力。
5. iOSアップデート直後はシステム再構築中のことも
アップデート後に画面が固まる場合、数分待つと復帰するケースあり。
→ 待ってもダメなら強制再起動。
6. 充電ケーブルやポートの接触不良
Lightningポート内のホコリ・ゴミで充電できず、
「電池切れ+画面真っ暗」に見えていることがあります。
・エアダスターや柔らかいブラシで掃除
・別ケーブル・別アダプタで試す
7. iTunes・Finderで復元(最終手段)
ソフトウェアが完全にフリーズしている場合、
PCに接続して復元を試すことができます。
- iPhoneをPCに接続
- iTunes(またはFinder)を起動
- iPhoneを強制再起動しながら接続
- 「iPhoneを復元」または「アップデート」を選択
→ データを残したままアップデートできることもあります。
8. 画面はついているがタッチできない場合
画面の光はついているが操作できない時は、
タッチパネル(デジタイザー)の不具合かもしれません。
→ 強制再起動しても改善しなければハード故障の可能性。
9. 画面割れ・水没の有無を確認
落下・水没後は内部ショート・コネクタ断線で画面が映らないことも。
→ その場合はApple正規店または修理店へ相談が必要です。
→ 修理目安:画面交換15,000〜25,000円前後。
10. それでもダメならAppleサポートへ
・電源ボタンや音量ボタンが全く効かない
・ライト(懐中電灯)が点かない
→ こうした場合はハード的な故障が濃厚です。
Appleサポート(0120-277-535)または正規プロバイダに連絡しましょう。
今後の予防策
- バッテリーを常に20%以上に保つ
- 充電しながらの高負荷使用を避ける
- iOSアップデート後は必ず再起動
- 画面割れ・水没対策を徹底
まとめ
iPhoneの画面がつかない・真っ暗な時は、
以下の流れで確認すればほぼ解決します。
- 30分以上充電
- 強制再起動
- 明るさ・設定確認
- 別ケーブル・別アダプタ試す
- iTunes/Finder復元
- ハード故障なら修理相談
焦らず順に試すことが大切です。