「LINEの通知が来ない」「メールが遅れて届く」「着信が鳴らない」
そんな“通知トラブル”に悩むiPhoneユーザーは多いです。
実は、設定やシステムのちょっとしたズレが原因であることがほとんど。
この記事では、iPhoneの通知が鳴らない・遅れる時の原因と対処法を順番に紹介します。
1. おやすみモード(集中モード)がONになっていないか
通知が一切届かない時は、これが最も多い原因です。
設定 → 集中モード(またはコントロールセンターの「月マーク」)
→ 「おやすみモード」または「勤務中」がONになっていないか確認。
ONになっていると通知も音も完全に止まります。
2. 通知音量・サイレントスイッチを確認
iPhone左側面のスイッチが「オレンジ(マナーモード)」になっていないかチェック。
また、設定 → サウンドと触覚 → 着信音と通知音のスライダーを確認。
音量がゼロになっているだけのケースも多いです。
3. アプリごとの通知設定を見直す
アプリごとに通知が個別設定されているため、
特定のアプリだけ通知が来ない場合は、ここを確認。
設定 → 通知 → 対象アプリ → 「通知を許可」がONになっているか。
→ 「ロック画面」「通知センター」「バナー」をすべてONにするのがおすすめ。
4. フォーカスモードの自動スケジュールを解除
集中モードが時間指定でONになっている場合、
知らないうちに通知が止まっていることがあります。
設定 → 集中モード → スケジュールをOFF。
5. Bluetoothイヤホン・スピーカーが接続中
音が鳴らないのは、実は別の機器に出力されているだけのことも。
設定 → Bluetooth → 接続中デバイスを確認 → 一時的にOFF。
→ イヤホンを外すと通知音が鳴る場合あり。
6. バックグラウンド更新がOFFになっていないか
アプリがバックグラウンドで停止していると、通知も止まります。
設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新 → 「Wi-Fiまたはモバイルデータ通信」に設定。
7. 通知プレビューの設定を確認
ロック画面で通知が出ない場合はここ。
設定 → 通知 → 通知プレビュー → 「常に」を選択。
8. iOSアップデートで不具合修正
通知関連の不具合は、iOS更新で改善されることがあります。
設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート。
→ 最新バージョンに更新後、再起動。
9. ネットワーク環境を確認
通知が遅れるのは通信の遅延が原因のことも。
→ Wi-Fiまたはモバイル通信を一度OFF→ON。
→ 機内モードを1回ON/OFF。
これで多くの遅延通知が解消します。
10. すべての設定をリセット(最終手段)
それでも直らない場合は、設定を初期化しましょう。
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」。
※アプリやデータは消えません。設定のみリセットされます。
体験談:実際に通知が復活したケース
筆者のiPhoneも、LINEやGmailの通知が1日遅れで届くことがありました。
Apple公式を見ても原因が不明…。
結果的に効果があったのは、バックグラウンド更新の再ON+再起動。
これで即改善。
通知がリアルタイムに戻りました。
今後の予防策
- 集中モードの自動スケジュールをOFFに
- iOSを常に最新に保つ
- アプリ更新をこまめに行う
- バッテリー節約モード中は通知が遅れるので注意
まとめ
iPhoneの通知が鳴らない・遅れる時は、
次の流れで確認すればOKです。
- 集中モードOFF
- サイレントスイッチ解除
- アプリ通知ON
- バックグラウンド更新ON
- Bluetooth確認
- 設定リセット
これで9割のケースが改善します。