「アラームを設定したのに鳴らなかった」
「朝気づいたらアラームがスヌーズになってた」
──そんな“iPhoneのアラームトラブル”は意外と多いです。
この記事では、iPhoneのアラームが鳴らない・音が小さい・遅れる原因と、
実際に改善できる対処法を順に紹介します。
1. マナーモードでもアラームは鳴る?
まず知っておきたい基本。
iPhoneの標準アラーム(時計アプリ)は、マナーモードでも鳴ります。
つまり、鳴らない場合は別の設定やアプリの問題です。
2. 音量設定を確認する
設定 → サウンドと触覚 → 着信音と通知音のスライダーを確認。
この音量が下がっていると、アラーム音も小さくなります。
→ 「ボタンで変更」をOFFにしておくと誤操作防止になります。
3. 着信スイッチが壊れていないか
マナースイッチが物理的に壊れていると、
アラーム音まで抑制されることがあります。
→ スイッチを何度か動かして反応確認。
→ 音量ボタンでテスト音が出れば正常です。
4. 時計アプリでサウンドを確認
時計アプリ → アラーム → 編集 → サウンド → 着信音が「なし」になっていないか確認。
→ 「レーダー」や「開放」など確実に鳴る音を選ぶのがおすすめ。
5. Bluetoothイヤホンが接続されていないか
実はアラーム音が“イヤホン側だけ”で鳴っているケースがあります。
設定 → Bluetooth → 接続中のデバイスをOFF。
→ これでスピーカー出力に戻ります。
6. ベッドモード(睡眠モード)が原因のことも
ヘルスケア連動の「睡眠スケジュール」を使っている人は要注意。
設定 → ヘルスケア → 睡眠 → スケジュールとオプションを確認。
→ 「スリープ中の通知」や「おやすみモード」がONだと音が抑えられます。
7. 音が小さい・遅れる場合
アラーム音量が小さい・一瞬しか鳴らない場合は、
「サウンド設定のバグ」または「iOS不具合」が原因。
→ iPhoneを再起動
→ それでも改善しない場合は、iOSアップデートを実施。
8. アラームが鳴らないサードパーティーアプリ
LINEやSpotifyなどのアラーム連動アプリは、
バックグラウンド停止で鳴らなくなることがあります。
設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新 → 「Wi-Fiまたはモバイルデータ通信」をON。
9. すべての設定をリセット
設定データ破損で通知やアラームが動作しない場合があります。
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」。
10. 体験談:本当に鳴るようになった方法
筆者のiPhone 13も、数週間アラームが鳴らず寝坊続き。
結果的に改善したのは、BluetoothをOFF+サウンド再設定+再起動の3セット。
この順で確実に改善。
朝の“無音地獄”から解放されました。
今後の予防策
- Bluetoothイヤホンを寝る前に外す
- アラームは純正「時計アプリ」で設定
- 音量を寝る前にテスト
- iOSアップデート後は一度再起動
まとめ
iPhoneのアラームが鳴らない時は、以下を順にチェック。
- 音量設定
- 時計アプリのサウンド確認
- Bluetooth OFF
- 睡眠モードOFF
- 再起動
これで9割以上は改善します。