アップルが無料で提供しているクラウドサービス「iCloud」を使えば、iPhone Xをもっと便利に活用できます。
iCloudでできること
1.iCloudとは
iCloudはアップルが無料で提供しているクラウドサービスです。
iOS機器とPCの間でWebブラウザのブックマークや履歴、アドレス帳、カレンダー情報など様々なデータを同期します。
2.ファミリー共有が可能に
iTunes、App Storeで購入したコンテンツや家族の写真位置情報などを家族の間で教諭できる「ファミリー共有」が利用できます。
家族が購入したアプリや映画、音楽を皆で使うことができます。
3.webブラウザからもアクセスできる
Mac、PCのwebブラウザからiCloudサービスを利用できます。
自分が持っているデータ以外にも、「Pages」「Numbers」「Keynote」などのアプリも利用できます。
4.iPhone Xのバックアップにも使用
iPhone Xを充電していてWi-Fiに接続されているときiPhone Xのデータの一部(アカウント、書類、ヘルスケアデータ、ホーム構成、設定など)をiCloud上にバックアップすることができます。
このバックアップを使ってiPhone Xを復元できます。
iCloudアカウントを設定
1.アカウントをタップ
「設定」のユーザー名のところをタップして内容を見てみよう。
2.iCloudサービスを設定
「iCloud」をタップすると現在の利用状況と利用しているサービスが確認できます。
利用したいサービスをオンにして利用します。
例えば「メール」をオンにすると、自動的にメールアドレスが設定されていてメールが送受信できるようになります。
3.iCloudの容量を見てみよう
iCloudには無料で使える5GBの容量が用意されています。
一番上に現在の使用量が表示されています。
内容を管理するには、「ストレージを管理」をタップしましょう。
4.iCloudドライブを管理しよう
「ストレージを管理」をタップすると、iCloudドライブ内にどのようなデータが収められているか確認できます。
もし容量不足の表示が出た場合は、ここから削除もできます。
5.ストレージプランを変更しよう
iCloudは無料で5GBまでの容量がありますが、足りなくなった場合は有料で追加することができます。
タップして変更しましょう。
6.「ファイル」アプリを使ってみよう
iCloud内のデータは「ファイル」アプリを使ってみることができます。
データはiCloud Drive内に保存されており、タップすると利用できます。
ファミリー共有を利用する
1.ファミリー共有を有効化する
まずファミリー共有できるよう、有効化を行いましょう。
「Apple ID」(「設定」→上部のユーザー名)から「ファミリー共有を設定…」をタップして、「今すぐ始める」をタップします。
2.サービスを指定する
ファミリー共有を有効化すつアカウントを確認します。共有したいサービスを選んでタップしましょう。
ここでは「iTunes & App Storeの購入」を選びます。
3.アカウントを有効化する
ファミリー共有を利用するアカウントは、支払い情報が登録されている必要があります。
支払い方法は「Apple ID」の「支払いと配送先」に登録されているものが使用されます。
4.ファミリーメンバーを招待する
参加させたいメンバーを招待します。
「ファミリーメンバーを招待」をタップし、カードのセキュリティ情報が確認されると、招待用のiMessageが起動します。
宛先に招待する相手を入力して送信しましょう。
5.メッセージから登録
ファミリー共有の招待を送られた人は、メッセージをタップして登録しましょう。「ファミリーに登録する」をタップして登録案内を表示し、ファミリーに登録します。
6.登録完了
共有される内容を確認して、ボタンをタップしてファミリー共有を完了しましょう。
iCloudでできるその他のこと
1.カレンダー/リマインダーの共有
カレンダー/リマインダーに書いた予定や内容がiOS機器、MacやPCなどの機器で同期され、共有できます。
2.メモの共有
メモの内容も同じiCloudアカウントで設定されたすべての機器で同期されます。写真などもそのまま表示されます。
3.友達を探す
「設定」→上部のユーザー名→「iCloud」の一番下までスクロールしたところにある「位置情報を共有」をオンにしておくと友達に自分の位置を送信できます。
また「友達を探す」アプリを使って登録した友人の現在位置を確認できます。
ポイント!位置情報の扱いに注意
例えば家族で旅行をしているときなどは、、「位置情報を共有」をオンにすることでお互いの位置が把握できるようになります。
その反面、プライベートな情報を知られてしまう可能性もあります。
位置情報の共有は気をつけて使いましょう。