「iPhoneがWi-Fiに繋がらない…」「電波マークは出ているのに通信できない」
そんな時は、焦らず原因を切り分ければほとんど解決します。
この記事では、初心者でもできる具体的な対処法10ステップを紹介します。
今日から通信ストレスをゼロにしましょう。
1. まずはWi-Fiルーターを再起動
最も多い原因は、ルーター側の一時的なエラーです。
・電源コードを抜いて30秒待つ
・再度コンセントに差して2〜3分待機
これだけで繋がることも多いです。
→ 家族の他の端末も繋がらない場合は、ルーター側が原因。
2. iPhoneを再起動する
ソフトウェアの通信制御が一時的に不安定になっているケースも多いです。
・電源ボタン+音量ボタン長押し
・スライドで電源オフ → 10秒待って再起動
これで多くの通信バグがリセットされます。
3. Wi-Fiを一度オフ→オンに切り替える
設定 → Wi-Fi → スイッチをOFF → 5秒後にON
これで再接続処理が行われ、正常に繋がることがあります。
👉 もし再接続してもダメな場合は、次の手順へ。
4. 「このネットワーク設定を削除」して再接続
古い接続情報が残っていると、再接続に失敗することがあります。
・設定 → Wi-Fi → 問題のネットワークの「i」マークをタップ
・「このネットワーク設定を削除」→ 再度パスワードを入力して接続
これで通信情報が初期化され、改善することが多いです。
5. iOSを最新バージョンにアップデート
古いiOSにはWi-Fi関連のバグが残っていることも。
・設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート
→ 最新に更新してから再起動
Appleは通信関連の不具合を毎回のアップデートで修正しているため、更新は非常に効果的です。
6. DNS設定を変更してみる
通信自体はできているのにサイトが開かない時は、DNSエラーの可能性。
設定 → Wi-Fi → 接続中のネットワークの「i」 → 「DNSを構成」
「手動」を選び、以下を入力:
8.8.8.8
8.8.4.4
(Google Public DNS)
これでサイト表示が改善するケースが多いです。
7. 省電力モードやVPNをオフにする
低電力モードON中は通信制限がかかることがあります。
またVPNアプリが原因で繋がらないケースも。
・設定 → バッテリー → 低電力モードOFF
・設定 → 一般 → VPN → 無効化
→ これで接続が安定することがあります。
8. ルーターのチャンネル設定を変更
家のルーターが混線していると、iPhone側で検出しづらくなります。
ルーターの管理画面から「チャンネル自動設定」をONにしておくと改善しやすいです。
特にマンションなど密集環境では効果大。
9. ネットワーク設定をリセット
ここまでで改善しない場合、ネットワーク設定の破損が疑われます。
・設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「ネットワーク設定をリセット」
※Wi-FiパスワードやVPN設定が削除されるので再設定が必要です。
10. ルーターのファームウェア更新/ISPへ連絡
すべて試しても改善しない場合、ルーターのソフト更新や通信会社の障害が原因の可能性があります。
・ルーターの管理画面 → ファームウェア更新
・通信会社の障害情報ページを確認
それでも解決しない場合は、Appleサポートかプロバイダへ相談。
応急処置:モバイルデータ通信に切り替える
仕事や外出先でどうしてもWi-Fiが使えない場合は、モバイル通信をONに。
設定 → モバイル通信 → スイッチをON。
※通信量に注意しながら一時的に回避しましょう。
今後の予防策
・iOSを常に最新に保つ
・ルーター再起動を月1で行う
・VPNや怪しいWi-Fi管理アプリは入れない
・定期的にネットワーク設定をリセット
まとめ
iPhoneがWi-Fiに繋がらないときは、以下を順に試しましょう。
- ルーター再起動
- iPhone再起動
- Wi-Fi再接続
- ネットワーク削除→再設定
- iOS更新
- DNS変更
- VPN・省電力OFF
- ネットワーク設定リセット
多くの場合はここで解決します。
通信不良は焦らず、原因を一つずつ潰すのがポイントです。