「昨日まであった写真がない!」
「旅行の写真が突然消えた!」
──そんなトラブルに焦る人は多いです。
でも大丈夫。
ほとんどのケースで、iPhone内部やiCloud上にデータが残っています。
この記事では、写真が消えた原因と復元の手順を、わかりやすく紹介します。
1. 「最近削除した項目」フォルダを確認
iPhoneでは、削除した写真はすぐには完全消去されません。
写真アプリ → アルバム → 「最近削除した項目」。
→ ここに90日間残っています。
✅ 復元方法:
右上「選択」→ 戻したい写真をタップ → 「復元」。
2. 「非表示アルバム」に入っていないか
誤操作で“非表示”になっていることも多いです。
写真 → アルバム → 「ユーティリティ」内 → 「非表示」。
→ 非表示にした写真はここにあります。
3. iCloud写真がOFFになっていないか
iCloud写真が無効だと、端末内にしか保存されません。
設定 → 自分の名前 → iCloud → 写真 → 「iCloud写真」をON。
→ iCloudにバックアップがある場合、自動で同期されます。
4. iCloud.comから写真を探す
PCやブラウザからiCloudにアクセスしてみましょう。
https://www.icloud.com/photos
→ Apple IDでログイン → 「写真」アプリ。
→ 削除前の状態が残っていることがあります。
5. 「共有アルバム」にある可能性
家族・友人と共有していた写真は、「共有アルバム」に残っている場合があります。
写真 → アルバム → 「共有アルバム」。
6. 「ファイル」アプリを確認
スクリーンショットやダウンロード画像は「ファイル」アプリ内にあることも。
→ ファイル → 「ダウンロード」や「iCloud Drive」をチェック。
7. バックアップから復元(iTunes or Finder)
iTunesまたはMacのFinderでバックアップしていた場合、
そこから写真を戻すことができます。
- iPhoneをPCに接続
- 「バックアップから復元」を選択
- 最新の日付のバックアップを指定
→ データを消さずに写真だけ復元されるケースもあります。
8. サードパーティ復元ツールを使う(最終手段)
どうしても復元できない場合は、
「iMyFone D-Back」や「PhoneRescue」などの復旧ソフトを利用。
→ 削除データをスキャンして取り出せる場合があります。
※ただし無料では制限あり。購入前に「プレビュー」で確認を。
9. 実際に復元できた体験談
筆者も一度、旅行中の写真が突然消えた経験があります。
iCloud同期OFFが原因でしたが、
**「iCloud.com→最近削除した項目→復元」**で無事全て戻せました。
→ 写真は消えたように見えても、意外とどこかに残っています。
今後の予防策
- iCloud写真を常にON
- 定期的にiTunesバックアップ
- 「最近削除した項目」を定期確認
- iOSアップデート直後は削除操作に注意
まとめ
iPhoneの写真が消えた時は、以下の順で確認しましょう。
- 「最近削除した項目」
- 「非表示アルバム」
- iCloud写真ON
- iCloud.com
- 共有アルバム
- ファイルアプリ
これで9割のケースが解決します。