「ロック解除できない!」
「子どもが間違えてロックされた!」
──そんな“パスコードトラブル”は誰にでも起こります。
でも安心してください。
Apple IDやiTunesを使えば、ほとんどの場合は解除可能です。
この記事では、iPhoneのパスコードが入力できない・忘れた時の対処法を、順番に解説します。
1. 間違えてロックされた場合の表示を確認
「iPhoneが使用できません」または「再試行まで○分」と表示されている場合、
複数回の誤入力で一時的にロックされています。
→ 時間が経てば再入力可能です。
→ ただし10回以上間違えると完全ロック。
2. Apple IDでロック解除できるか確認(iOS17以降)
iOS17では、Apple IDを使ってパスコードをリセットできます。
- ロック画面で「パスコードを忘れた場合」をタップ
- Apple IDとパスワードを入力
- 新しいパスコードを設定
✅ この方法ならデータは消えません。
3. iTunes(またはFinder)を使って復元
古いiOSやApple IDで解除できない場合は、PC経由で復元します。
- iPhoneをPCに接続
- iTunes(Macの場合はFinder)を起動
- iPhoneを選択 → 「iPhoneを復元」
- 最新iOSをダウンロードして再設定
→ この方法では初期化されますが、
iCloudやiTunesバックアップがあればデータ復元可能です。
4. リカバリーモードで解除(電源が入らない場合)
- iPhoneをPCに接続
- 音量+ → 音量− → 電源長押し
- 画面に「リカバリーモード」表示
- iTunesで「アップデート」を選択(データ保持)
→ 反応がなければ「復元」を選択。
5. DFUモード(最終手段)
リカバリーモードでもダメな場合、
システムを再構築する“DFUモード”を使います。
- 音量+ → 音量− → 電源ボタンを長押し(画面真っ黒)
- iTunesで「リカバリーモードを検出」→「アップデート」
→ データは保持される可能性があります。
6. 実際に解除できた体験談
筆者の旧iPhone XRでも、パスコードを3回間違えてロック。
結果的に、**「Apple ID解除+リカバリーモード」**で復旧成功。
iCloudバックアップがあったため、データも完全に戻りました。
今後の予防策
- パスコードは6桁以上の数字+メモ保存
- Face IDやTouch IDも必ず有効化
- 定期的にバックアップを取る
- 子ども・家族端末には制限付き設定を
まとめ
iPhoneのパスコードが入力できない時は、以下の順番で対処を。
- Apple IDで解除(iOS17以降)
- iTunesで復元
- リカバリーモード
- DFUモード
焦らず順に試せば、ほとんどのケースは解決します。