「iPhoneのストレージがいっぱいです」と表示されて、写真が撮れない、アプリが入らない…。
そんなときは、焦らず“容量を食っている原因”を探せば解決できます。
この記事では、ストレージ不足を一気に解消する15の方法を、初心者にも分かりやすく紹介します。
1. まずはストレージ使用状況を確認
設定 → 一般 → iPhoneストレージ
ここで「何が容量を占めているか」を確認できます。
上位に出ているアプリや「システムデータ」が多い場合は、その項目を重点的に対処しましょう。
2. 写真・動画の整理が最優先
iPhoneの容量不足の原因の7割は写真と動画。
・使っていない連写写真や動画を削除
・「最近削除した項目」フォルダも空にする
・「HDR写真」「ライブフォト」は容量が大きいので必要分だけ残す
3. iCloud写真を活用して端末容量を節約
設定 → Apple ID → iCloud → 写真 → 「iCloud写真」をON。
さらに「iPhoneのストレージを最適化」を選ぶと、
端末には軽いプレビュー画像だけが保存されます。
→ 容量が一気に空きます。
4. 動画をクラウドへ移動
長時間動画は数GB単位の容量を圧迫します。
・Googleフォト
・Amazon Photos(Prime会員は無制限)
・Dropbox、OneDrive
などのクラウドサービスに移動しておくと安全。
5. 不要アプリを削除
長期間使っていないアプリは思い切って削除。
設定 → 一般 → iPhoneストレージ → 使用していないアプリを自動削除ON。
→ データは残るので再インストールも簡単です。
6. Safariのキャッシュを削除
設定 → Safari → 「履歴とWebサイトデータを消去」。
数百MB単位で空くこともあります。
7. メッセージの添付ファイルを整理
写真や動画をLINEやメッセージで送ると、履歴データが蓄積されます。
設定 → メッセージ → 添付ファイル管理 → 古いデータを削除。
8. LINEのデータも意外と重い
LINE → 設定 → トーク → データ削除
特に「写真」「動画」「キャッシュ」を削除すると容量がかなり空きます。
9. ミュージック・Podcast・ダウンロードを整理
Apple MusicやSpotifyのオフラインデータが大きい原因になりがち。
設定 → ミュージック → ダウンロード済みを削除。
Podcastも「自動ダウンロードOFF」にしておきましょう。
10. メールのキャッシュを削除
設定 → メール → アカウント → 該当アカウント削除 → 再登録。
メール本文や添付ファイルがキャッシュとして残るため、削除で容量が戻ります。
11. システムデータを減らす
システムデータ(旧「その他」)が数GBを占めることもあります。
→ iPhoneを再起動するだけで一時ファイルがクリアされる場合も。
さらにバックアップ→初期化→復元で大幅削減可能。
12. 不要なスクリーンショットを削除
意外とたまるのがスクショ。
「アルバム」→「スクリーンショット」を定期的に整理。
13. メモ・ボイスメモも容量を使う
特にボイスメモの音声ファイルは大きい。
必要分だけクラウド保存し、古いものは削除。
14. 外部ストレージを活用
Lightning対応USBメモリやSSDを利用すれば、写真や動画を外出先でも退避可能。
→ 「iPhone対応USBメモリ」「Lightning USB-C両対応」などが便利。
15. 最終手段:バックアップ→初期化
どれを試しても容量が戻らない場合は、
iTunesやiCloudでバックアップ → iPhoneを初期化 → 復元。
これで不要キャッシュが完全に消えます。
今後の予防策
・定期的にクラウドへバックアップ
・写真撮影後は「iCloud最適化」を常にON
・アプリは月1で整理
・動画編集アプリのキャッシュをこまめに削除
まとめ
iPhoneのストレージがいっぱいになったら、次の流れで対処を。
- 何が容量を使っているか確認
- 写真・動画の削除
- iCloud最適化をON
- 不要アプリ・キャッシュを削除
- クラウドや外部ストレージに移動
この手順で、多くの人が5〜10GB以上の空き容量を取り戻しています。