iPhoneの音が出ない時の原因と対処法10選【2025年最新版】

「着信音が鳴らない」「動画の音が出ない」「スピーカーから音がしない」
そんな時、焦って修理に出す前に、この記事を試してください。

iPhoneの“音が出ない”トラブルの多くは、設定や一時的な不具合が原因です。
本体故障でなければ、ほとんどの場合は自分で解決できます。


1. サイレントスイッチ(消音ボタン)を確認

iPhone左側面にある「オレンジ色のスイッチ」がONになっていると、
着信音・通知音がすべてオフになります。

→ オレンジが見えていたら上にカチッと上げて解除!

これだけで音が戻るケースが多いです。


2. 音量ボタンを上げる

意外と見落としがちなのが音量設定。
音量ボタンを押しても反応しない場合は、
設定 → サウンドと触覚 → 「ボタンで変更」をONに。

→ 動画やゲーム中に音量ボタンを上げて確認してみましょう。


3. Bluetoothイヤホンが接続されていないか確認

ワイヤレスイヤホンが自動接続されていると、
スピーカーから音が出なくなります。

設定 → Bluetooth → 接続中デバイスを確認 → OFF。

また、コントロールセンターで「再生先」が「iPhone」になっているか確認。


4. イヤホンジャック・Lightningポートの接触不良

ケーブルや端子部分にホコリが詰まると、
iPhoneが「イヤホン接続中」と誤認して音が出ないことがあります。

・ポート内をエアダスターや柔らかいブラシで掃除
・金属製ピンは使わない(端子を傷つける)


5. サウンド設定をリセット

設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」
これで音量・通知・Bluetooth関連の設定が初期化されます。

※データは消えません。設定が初期状態に戻るだけです。


6. アプリごとの音量設定を確認

アプリによって独自の音量設定を持つものもあります。

・YouTubeやTikTok → アプリ内音量スライダー確認
・ゲームアプリ → 設定メニュー内「サウンド」確認

→ アプリ個別設定がOFFになっていないか見直しましょう。


7. 「おやすみモード」や「集中モード」を確認

これらがONだと、通知音・着信音がすべて無音になります。

設定 → 集中モード → すべてOFF。
またはコントロールセンターで月アイコンをタップして解除。


8. スピーカーの汚れや水分

スピーカーグリルにホコリや水滴が付いていると音がこもります。

・乾いた布や綿棒でやさしく拭く
・濡れている場合は1日乾燥させる(ドライヤーはNG)

→ 水没時はApple公式修理が必要になることもあります。


9. iOSアップデートで改善するケース

古いiOSでは音量制御のバグが報告されています。
設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート → 最新に更新。

→ 更新後に再起動で改善する例が多いです。


10. それでもダメなら「強制再起動」

一時的なシステムバグで音が出ないことがあります。

・音量+ボタン押し → すぐ音量−ボタン → 電源長押し
→ Appleロゴが出たら離す

これでシステムキャッシュがリセットされます。


応急処置:ヘッドホンモード解除

設定 → アクセシビリティ → オーディオ/ビジュアル → 「モノラルオーディオ」をON→OFF
これで“ヘッドホン誤認識”が解除されることがあります。


今後の予防策

・Bluetoothは使わないときはOFF
・イヤホン接続を頻繁に抜き差ししない
・定期的にスピーカー掃除
・アップデート後に必ず再起動


まとめ

iPhoneの音が出ないときは、以下の流れで確認すればOKです。

  1. サイレントスイッチ
  2. 音量設定
  3. Bluetooth接続
  4. イヤホンポート清掃
  5. おやすみモード解除
  6. iOS更新

ほとんどのケースはこの6ステップで改善します。