iPhoneがリンゴループになった!再起動を繰り返す時の原因と抜け出す方法【2025年最新版】

iPhoneの画面にリンゴマークが出たまま動かない──
何度も再起動を繰り返してホーム画面に進めない──

それが「リンゴループ」と呼ばれる状態です。

突然のトラブルに焦る人も多いですが、
実は多くの場合、自分で解決できる方法があります。

この記事では、iPhoneがリンゴループになった時の原因と抜け出す手順をわかりやすく解説します。


1. リンゴループとは?

リンゴループとは、電源を入れてもAppleロゴが表示されたまま進まず、
再起動を繰り返す現象のことです。

内部的には「起動処理が途中で止まる」状態で、
原因によっては簡単に直ることもあります。


2. 主な原因

リンゴループには、次のようなパターンがあります。

  • iOSアップデート中の不具合
  • バッテリー残量が極端に低い
  • ストレージ容量の不足
  • システムファイルの破損
  • 水没・落下によるハード障害
  • 脱獄・非公式ツールの使用

原因を見極めると、適切な解決法が選べます。


3. 対処法①:まずは強制再起動を試す

最初に行うべきは強制再起動です。

方法

  • iPhone8以降:音量+ → 音量− → 電源長押し
  • iPhone7:電源+音量−ボタン同時長押し
  • iPhone6s以前:電源+ホームボタン長押し

→ Appleロゴが表示されたら手を離します。

これで起動できれば、軽度のソフトウェアエラーが原因だった可能性が高いです。


4. 対処法②:充電してから再起動

電池残量が低下していると、起動途中で電力不足になりループします。

→ 純正ケーブルで30分以上充電してから再度電源を入れましょう。

また、充電ケーブル・アダプタが純正でないと安定せず、ループが続くこともあります。


5. 対処法③:リカバリーモードでiOSを修復

強制再起動で直らない場合は、リカバリーモードでiOSを修復します。

手順

  1. パソコンにiPhoneを接続
  2. iTunes(またはFinder)を開く
  3. iPhoneを強制再起動(上記の操作)
  4. 「アップデート」または「復元」を選択

→ まずは「アップデート」を選ぶことで、データを残したまま修復を試せます。
※「復元」は初期化となるので注意。


6. 対処法④:DFUモードで完全復元(最終手段)

リカバリーモードでも直らない場合は、DFUモードを試します。

これはiPhoneを最も深い復元状態にして、システムを再インストールする方法です。

DFUモードの入り方

  1. iPhoneをPCに接続し、iTunesを起動
  2. 音量+→音量−→電源ボタン10秒長押し
  3. 画面が真っ暗のまま、さらに電源+音量−を5秒押す
  4. 電源を離して音量−のみ5秒押す

→ iTunesで「リカバリーモードのiPhoneを検出しました」と表示されれば成功。

「復元」を選んでiOSを再インストールします。


7. 対処法⑤:修理が必要なケース

以下に当てはまる場合は、ハードウェア故障の可能性が高いです。

  • 水没歴がある
  • 落下直後から発生した
  • DFUモードにも入らない
  • Appleロゴが一瞬しか出ない

→ バッテリーや基板交換が必要になることも。

Apple正規サービスまたは認定修理業者に相談しましょう。


8. 対処法⑥:ストレージ容量の確保(再発防止)

容量がパンパンだと、アップデート時にシステムファイルが書き換えられずリンゴループ化します。

→ 設定 → 一般 → iPhoneストレージ → 不要アプリや動画を削除。


9. 今後の予防策

  • iOSアップデート時は電池100%で実行
  • 非公式ツール(脱獄系)は使用しない
  • 定期的にiCloudバックアップをとる
  • ストレージに余裕を持たせる(常に2GB以上)

10. それでも直らない時は?

自分で直せない場合は、無理せず専門業者へ。
正規修理なら基板修理やバッテリー交換を含めて安全に復旧できます。

Appleサポート(0120-277-535)または正規プロバイダまで連絡しましょう。


まとめ

iPhoneのリンゴループは焦るトラブルですが、
多くのケースはソフトウェアエラーや電源不安定が原因です。

  1. 強制再起動
  2. 充電して再試行
  3. リカバリーモードで修復
  4. DFUモードで完全復元

この順番で試せば、かなりの確率で復旧可能です。