SafariやSNS、設定画面で
「指で動かしても画面がスクロールしない」「途中で止まる」──
そんな現象、ありませんか?
実はこのトラブル、
タッチ反応・ソフトウェア・ストレージなど複数の原因が絡んでいます。
この記事では、iPhoneのスクロールができない・止まる時の原因と直し方を順番に紹介します。
1. まずは画面を拭いてみる
一見単純ですが、指紋・皮脂・ホコリで静電容量が乱れると、
タッチ反応が鈍くなりスクロールが止まることがあります。
→ 乾いた柔らかい布で画面全体を拭く。
→ 湿気・手汗が多い時は手を乾かして再度試す。
2. 保護フィルムを外して確認
厚めのガラスフィルムやズレた保護シートが、
タッチ反応を妨げることがあります。
→ フィルムを一度外して確認。
→ 特に端や角が浮いていると反応しないケースが多い。
3. 特定アプリだけ動かない?
アプリ側のバグや不具合も多いです。
→ 他のアプリ(設定・メモなど)でスクロールできるか確認。
→ できる場合は、そのアプリをアップデートまたは再インストール。
→ SafariやLINEで起きやすい症状です。
4. iPhoneを再起動
一時的なバグなら再起動で復帰します。
音量+ → 音量− → 電源ボタン長押し → 再起動。
→ タッチセンサーがリセットされるため、動作が改善することがあります。
5. iOSアップデートを確認
古いiOSではスクロール関連のバグが残っている場合があります。
設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート → 最新に更新。
6. ストレージ容量を確認
ストレージがいっぱいだと、動作が極端に重くなります。
設定 → 一般 → iPhoneストレージ。
→ 空き容量が1GB未満なら、不要なアプリ・写真・動画を削除。
7. Safariの履歴とキャッシュを削除
Webページでスクロールが止まる場合はキャッシュが原因。
設定 → Safari → 「履歴とWebサイトデータを消去」。
→ ページの動作が軽くなります。
8. アクセシビリティ設定を確認
「タッチ調整」機能がONになっていると、反応が鈍くなることがあります。
設定 → アクセシビリティ → タッチ → 「タッチ調整」をOFF。
→ この設定、誤作動の原因として意外に多いです。
9. 画面を押しすぎていないか
静電式タッチパネルは“圧力”ではなく“電流変化”で動作します。
強く押すほど反応しにくくなることも。
→ 軽くスライドする意識で操作するだけで改善することがあります。
10. 設定リセット(最後の手段)
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」。
→ システム設定をリフレッシュして、タッチ制御の不具合を修正。
体験談:実際に改善したケース
筆者のiPhone13でも、TwitterとSafariでスクロールが止まる現象が発生。
結果的に直ったのは、
「Safariキャッシュ削除+再起動+保護フィルム交換」。
これだけでスムーズに動くようになり、ストレスゼロ。
今後の予防策
- 画面を常に清潔に保つ
- 保護フィルムを定期的に交換
- ストレージを1GB以上確保
- 定期的にiPhoneを再起動
まとめ
iPhoneでスクロールできない時は、
以下の手順でチェックすればOKです。
- 画面の汚れを取る
- フィルムを外して確認
- 再起動
- キャッシュ削除
- アクセシビリティ設定OFF
- 設定リセット
これでほとんどのケースが改善します。