iPhoneのマイクが反応しない・音が入らない時の原因と対処法【2025年最新版】

「電話の声が相手に届かない」
「動画を撮っても音が入らない」
「ボイスメモが録音できない」──

そんな時、マイクが故障したと思うかもしれません。
でも実際は設定やアプリの制御が原因なことが多いです。

この記事では、iPhoneのマイクが反応しない時に試すべき対処法を順番に紹介します。


1. マイク位置を確認しよう

iPhoneにはマイクが3つあります。

  • 受話口横(上部)
  • 底面のLightning端子横
  • 背面カメラ横(動画・外向き用)

→ ケースやフィルムがどれかを塞いでいないか確認。

→ ホコリや皮脂が詰まっていると、音を拾いにくくなります。


2. Siriやボイスメモでテスト

設定ではなくハードを確認するために、
以下のアプリでマイクが動くか試します。

  • 「Hey Siri」と話しかける
  • ボイスメモで録音して再生

→ どちらも反応しないならハード側、
→ 片方だけ動くならアプリ設定の問題。


3. アプリのマイク使用許可を確認

アプリによっては、マイクアクセスがOFFになっています。

設定 → プライバシーとセキュリティ → マイク
→ 使用中のアプリがONになっているか確認。

→ OFFのままだと、録音・音声通話・動画撮影すべて無音になります。


4. iPhoneを再起動

一時的なバグでマイクが反応しないことがあります。

音量+ → 音量− → 電源ボタン長押し → Appleロゴで再起動。


5. Bluetoothイヤホンが接続中になっていないか

AirPodsなどの外部マイクに切り替わっているケースも多いです。

設定 → Bluetooth → 使用中デバイスをOFF。
→ もう一度マイクをテスト。


6. 通話だけ反応しない場合

通話時のみ声が届かないなら、受話マイクの汚れが原因のことも。

→ ピンホール部分を柔らかいブラシで軽く掃除。
→ 強く息を吹きかけるのはNG。水分が入ります。


7. iOSアップデートで修正

iOS17以降で「マイクが反応しない」不具合が一部報告されています。

設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート → 最新に更新。


8. すべての設定をリセット

設定情報が壊れてマイク制御が止まっているケースもあります。

設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」。

※データは消えません。設定だけ初期化されます。


9. 実際に直った体験談

筆者のiPhone14でも、急に「動画の音が入らない」現象が発生。
マイクテストでは無音でしたが、
**「Bluetooth解除+設定リセット+iOS更新」**で無事復活。

原因はAirPodsの接続が切れていなかったことでした。


今後の予防策

  • ケース・フィルムでマイクを塞がない
  • Bluetooth接続をこまめにOFF
  • アプリ権限を定期的にチェック
  • 月1回の再起動でキャッシュリセット

まとめ

iPhoneのマイクが反応しない時は、次の手順で解決できます。

  1. マイク位置確認
  2. Siri・ボイスメモでテスト
  3. マイク権限ON
  4. Bluetooth解除
  5. 設定リセット

これで9割のケースが直ります。