「カメラを起動しても真っ黒」「写真アプリで映らない」「フロントだけ使えない」
そんな症状は多くのiPhoneで発生します。
でもご安心を。
カメラアプリや設定、軽度の不具合が原因であることがほとんどで、
修理に出す前に自分で直せるケースも多いです。
この記事では、カメラが映らない時に試すべき具体的な対処法を、順番に解説します。
1. iPhoneを再起動する
まず最初に試すべきはシンプルな再起動です。
一時的なシステムバグでカメラが停止していることがあります。
・音量ボタン+電源ボタン長押し → スライドで電源オフ
・10秒待って再度オン
→ これで直るケースが非常に多いです。
2. 背面・前面カメラの切り替えを確認
フロントカメラしか真っ暗、または逆に背面だけ真っ暗な場合は、
アプリのカメラ切り替えが固まっている可能性。
カメラアプリを閉じ → 完全終了(スワイプで消す) → 再起動。
→ 他のアプリ(LINE・Instagram)でカメラが映るかも確認。
3. カメラアプリのアクセス権を確認
設定 → プライバシーとセキュリティ → カメラ
→ 各アプリのアクセスがONになっているか確認。
OFFになっていると、アプリからカメラが起動しません。
4. iOSを最新バージョンにアップデート
古いiOSではカメラ制御のバグが多く報告されています。
設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート
→ 最新化するだけで改善することがあります。
5. アプリの不具合を疑う
特定のアプリでだけカメラが真っ暗なら、
アプリ側の問題です。
App Store → 対象アプリ → アップデート実行。
それでも改善しない場合はアンインストール→再インストール。
6. ストレージ容量を確認
容量が限界に近いと、写真撮影・プレビュー機能が正常に動かないことがあります。
設定 → 一般 → iPhoneストレージ
→ 空き容量が1GB以下なら不要データを削除。
7. カメラアプリの設定をリセット
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」
データは消えません。
カメラ設定・通知・ネットワーク関連が初期状態に戻り、不具合が解消されることがあります。
8. ケースや保護カバーの干渉をチェック
カメラレンズ部分を覆っている厚めのケースやフィルムが原因のことも。
→ ケースを外して再度撮影してみましょう。
→ 特にマグネット内蔵タイプや手帳型ケースは干渉しやすいです。
9. 熱暴走による一時停止
発熱状態ではカメラ機能が自動停止することがあります。
→ 端末を冷やして10分程度待ってから再起動。
→ 「発熱→カメラ起動不可→冷却後復活」はよくあるパターンです。
10. バックカメラが完全に映らない場合は?
ライト(懐中電灯)も点かない場合、
ハード的にカメラモジュールが壊れている可能性があります。
Apple公式修理または正規サービス店へ相談しましょう。
バックカメラ交換はおおよそ15,000円前後(機種により異なる)。
補足:カメラが真っ暗な時のチェックリスト
- iPhoneの再起動
- ケースを外す
- iOS更新
- ストレージ容量確認
- 他アプリでカメラが映るか確認
- フラッシュライトが点くか確認
この中で「ライトも点かない」ならハード故障の可能性大。
今後の予防策
- iOSを常に最新に保つ
- ケース・フィルムを清潔に
- 充電中や発熱時に撮影しない
- カメラレンズの掃除を定期的に
- ストレージを常に2GB以上確保
まとめ
iPhoneのカメラが映らない・真っ暗な場合は、
次の順番で試せばOKです。
- 再起動
- アプリ再起動
- iOS更新
- ケース外す
- ストレージ確認
- アクセス権・設定リセット
これで直らなければハード故障の可能性があります。
焦らず順に試すことが大切です。