「iPhoneの電池残量が数字で出ない」
「バッテリーの%表示が消えた」
そんな経験、ありませんか?
実はこれは不具合ではなく、設定やiOS仕様の変更によって簡単に起こる現象です。
この記事では、iPhoneでバッテリー残量が表示されない時の原因と、
数字を再表示させる方法をわかりやすく紹介します。
1. バッテリー残量(%)は設定でONにできる
まず確認すべきは設定項目です。
設定 → バッテリー → 「バッテリー残量(%)」をON。
これで右上の電池マークの中に数字が表示されます。
→ もし項目が見つからない場合は、iOSが古い可能性があります。
2. iOS16以降での仕様変更
iOS16以降、バッテリーの%表示が電池アイコン内に統合されました。
以前のように「横に数字」が出る形式ではなく、
電池マークの中に白数字で表示されます。
→ 気づきにくいだけで、実際には表示されています。
3. コントロールセンターでも確認可能
電池マークの数字が見にくい時は、
画面右上から下にスワイプして「コントロールセンター」を開くと、
大きく%が表示されます。
→ ここが“公式よりわかりやすい確認方法”です。
4. iPhone機種による表示仕様の違い
以下のモデルでは、初期設定で%が非表示になっています。
モデル | 表示方法 |
---|---|
iPhone XR / 11 | コントロールセンターでのみ表示 |
iPhone 12 / 13 mini | 同上 |
iPhone 14以降 | 設定でONにできる |
→ miniシリーズは小型画面のため、常時表示が制限されています。
5. ウィジェットでバッテリー表示を追加
ホーム画面に「バッテリーウィジェット」を追加すれば、
数字で一目で確認できます。
ホーム画面を長押し → 左上の「+」 → バッテリー → ウィジェットを追加。
→ AirPodsやApple Watchの残量も同時に見られて便利。
6. 省電力モードON時の注意
省電力モードをONにすると、
バッテリーアイコンが黄色に変わり、数字が見づらくなることがあります。
→ 設定 → バッテリー → 「低電力モード」をOFFで通常表示に戻ります。
7. iOSアップデートで項目が消えた場合
アップデート後に「バッテリー残量」が消えた場合は、
設定のキャッシュが壊れている可能性があります。
→ 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」。
※データは消えません。設定だけ初期化されます。
8. 実際に直ったケース
筆者のiPhone 13 miniでも、突然バッテリー%が消失。
設定にも項目がなく焦りましたが、
**「iOSアップデート+再起動+設定リセット」**の3ステップで復旧。
→ 最新版にするだけで項目が再出現しました。
9. サードパーティーアプリでの確認も可能
もし設定を変えても出ない場合は、
「Battery Life」や「CoconutBattery」などの無料アプリでも残量確認が可能。
→ Apple公式より詳細な電池情報(劣化度・充放電回数など)も見られます。
今後の予防策
- iOSアップデート後は再起動を実施
- 定期的に設定をリセットしてキャッシュをクリア
- miniシリーズではウィジェット追加が確実
- バッテリー交換目安(最大容量80%以下)も定期確認
まとめ
iPhoneのバッテリー残量が表示されない時は、以下を順に試しましょう。
- 設定 → バッテリー → 残量(%)をON
- コントロールセンターで確認
- ウィジェットを追加
- iOS更新+再起動
- 設定リセット
これでほとんどのケースが改善します。