iPhoneのFace IDが反応しない・認識しない時の原因と対処法【2025年最新版】

「マスクをしてるとFace IDが通らない」
「反応しなくなった」「登録し直してもダメ」──
そんなトラブル、最近増えています。

Face IDは便利ですが、光の当たり方・角度・iOS設定など、
ちょっとした条件でうまく動かなくなることがあります。

この記事では、Face IDが反応しない時に直す手順を、
実際に改善した順番で紹介します。


1. カメラレンズが汚れていないか確認

Face IDは“TrueDepthカメラ”を使用しています。
レンズの曇り・皮脂・保護フィルムの反射で誤作動することが多いです。

→ 柔らかいクロスで前面カメラを拭く。
→ 厚いガラスフィルムを使っている場合は一度外して確認。


2. iPhoneを再起動

単純な一時バグの場合、再起動で復旧します。

音量+ → 音量− → 電源ボタン長押し → 再起動。

→ Face IDのセンサーがリセットされます。


3. マスク着用設定を確認(iOS15.4以降)

iOS15.4以降ではマスクありFace IDがサポートされています。

設定 → Face IDとパスコード → 「マスク着用時のFace ID」をON。

→ iOSが古いとこの機能がありません。
→ 「マスク認識できない」はここがOFFのままのケース多数。


4. 登録をやり直す

設定 → Face IDとパスコード → 「Face IDをリセット」。
→ もう一度登録し直す。

登録時は次のポイントを意識:

  • 明るい場所で行う
  • 顔をゆっくり1周回す
  • 髪・眼鏡・マスクを普段通りに

→ 角度を変えて登録すると精度が上がります。


5. 「もう1つの容姿」を追加

マスクあり・眼鏡ありなど、普段と違う見た目の時は、
「もう1つの容姿を設定」が便利です。

設定 → Face IDとパスコード → 「もう1つの容姿を設定」。

→ 眼鏡・帽子・マスク姿で登録しておくと認識率が格段にUP。


6. TrueDepthカメラを遮っていないか

ケースや保護フィルムがカメラ部分をわずかに覆っていると、
センサーが顔を正確に読み取れません。

→ カメラの上端(ノッチ部分)を確認し、
少しでも隠れていればケース交換を検討。


7. iOSアップデートでバグ修正

Face IDが急に使えなくなった場合、
iOS更新で改善するケースが多いです。

設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート → 最新版に更新。


8. 周囲の明るさをチェック

暗い場所・逆光では赤外線センサーが顔を正しく捉えられません。

→ 顔の半分が影にならないようにする。
→ 特に夜の寝室・車内・屋外逆光での誤認識が多いです。


9. 設定リセット(それでもダメな時)

設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」。

→ Face ID・Wi-Fi・Bluetoothなどの設定をリセットし、再登録。


10. 実際に直ったケース

筆者のiPhone14 Proでも、ある日Face IDが急に使えなくなりました。
Apple公式の案内では変化なし。

最終的に直ったのは
**「マスク対応ON+容姿追加+再登録+再起動」**の4ステップ。

登録時に部屋を明るくしただけで、
認識スピードが2倍近く速くなりました。


今後の予防策

  • フィルムやケースでカメラを覆わない
  • マスク時は「マスク対応Face ID」をON
  • 定期的に再登録してデータを更新
  • iOSアップデート直後は再起動

まとめ

Face IDが反応しない時は、以下の手順で解決できます。

  1. レンズを拭く
  2. 再起動
  3. マスク対応をON
  4. 再登録+もう1つの容姿を設定
  5. 明るい場所で試す
  6. iOSアップデート

これで9割のトラブルが解決します。